実はガラスという素材は、手をかけないほうが綺麗な素材です。
脆い物質と思われていますがその逆で、曲げに強いからこそ
衝撃を吸収できずに砕けてしまうのです。
長い間携わってきても、やっぱりあまのじゃくな素材です。
そんな、ありのままのガラスの性質を
作品にしたいと思い、自分なりに制作を始めたが、このシリーズ。
最初の作品は95年に制作したので、もう10年以上続けている作品です。
花びらや結晶をモチーフに、人の深層心理を表現しているので、
見る人によって見え方はそれぞれ異なるよう。
蓮の花に見えると言う人。
闇に浮かぶボートのようだと言う人もいます。
見る人と対話できる透明感がある作品であるよう、
いつも心がけています。








